山中5連続KOへ自信 長谷川も順調
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「ダブル世界タイトルマッチ」(23日、大阪城ホール)
予備検診が20日、大阪市内で行われ4選手とも異常なしと診断された。WBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)は挑戦者の同級3位・シュテファーヌ・ジャモエ(ベルギー)を身長で3センチ、リーチで2・5センチ上回った。「体は細くて小さかった。腹も細かったのボディーも有効」と、5連続KOで6度目防衛へ自信を深めた。
IBF世界スーパーバンタム級王者・キコ・マルティネス(スペイン)は公表されていた身長より5センチも低い160・0センチ。身長で7・5センチ、リーチで1/5センチ上回った挑戦者の同級13位・長谷川穂積(真正)は「思ったより低いですが、身長はあまり戦いに関係ない。非常に気の強そうな顔をしていた」と印象。自身の仕上がりに関しては「今回は食事でいい減量ができた。いい体がつくれた」と3年ぶり世界戦へ向け、好調な口ぶりだった。