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【五輪コラム】メダリスト再び

2014年2月13日

 アドレル・アリーナのスピードスケートリンクに12日、北沢欣浩さん(51)の姿があった。ちょうど30年前のサラエボ五輪で男子500メートルの銀メダルを取ったスプリンターである。今回は裏方さんとしての五輪カムバックで、男子1000メートルのスターターを務めた。

 サラエボでの北沢さんの2位は、日本スケート界にとって待望のメダル第1号となる歴史的な快挙だった。ところが優勝候補として期待を一身に背負ってきた黒岩彰選手がまさかの10位に沈んだ。周囲はこの事態にどう対処すればいいのか、処しかねてしまった。

 レース当日は朝から湿った雪が降りしきり、開始が大幅に遅れた。屋外リンクで行われるのが普通のころで、雪は完全にやんではいなかったはずだ。1組スタートのセルゲイ・フォキチェフ選手(ソ連=当時)が38秒19をマーク。4組の黒岩選手は38秒70と全く不本意なタイム。直後の5組スタートの北沢選手は「リンクが軟らかかったので、滑るより走ったほうがいい」の思惑通り爆走して38秒30。最終的に「優勝フォキチェフ、2位北沢、10位黒岩」と多くの日本人にとって予想外の順位となった。

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