イチロー、2戦連続マルチ 偉業まで12本

 タイガース戦の8回、中前打を放つマーリンズのイチロー=デトロイト(共同)
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 「タイガース10-3マーリンズ」(29日、デトロイト)

 マーリンズのイチロー外野手(42)はタイガース戦に「1番・指名打者」で出場し、5打数2安打1打点だった。2試合連続、今季16度目のマルチ安打で打率は・342(155打数53安打、20四球)。メジャー通算2988安打で偉業まで12本とした。チームは敗れて2連敗となった。

 初対戦となった23歳左腕のノリスに対し、イチローの初回の打席は空振り三振。カウント2-2と追い込まれた後、外角低めの150キロ直球にバットは空を切った。

 味方先発コーラーの乱調で3点ビハインドとなった二回2死三塁の場面は中前適時打。自信をもって見送った2球をいずれもストライクと判定され、カウント2-2と追い込まれながらも5球目、低めの153キロ速球をセンター前へ弾き返し、三塁走者を迎え入れた。

 四回1死一塁の打席は1ボール2ストライクからスライダーを打って二ゴロ(結果は二塁封殺)。六回2死一塁の場面は2番手右腕ウィルソンに対し、カウント1-2から外角高めの146キロ直球で左飛に倒れた。

 6点を追う八回2死走者なしの打席は1ボール2ストライクから3番手左腕ライアンの投じた4球目、137キロのスライダーを中前へ運んだ。

 今季最後のタイガースとの試合。イチローは2安打1四球で3度出塁した前日同様、一塁ベース上で一塁を守る主砲のカブレラと話し込んだ。さらに二回に二塁に達すると遊撃手のイグレシアスから、八回に一塁から一気に三塁に達すると三塁手のカステラノスからも話し掛けられ、笑顔を見せていた。

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