【ニューヨーク共同】米大リーグのオリオールズが、韓国プロ野球の斗山からフリーエージェント(FA)となった金賢洙外野手(27)と2年総額700万ドル(約8億5千万円)で契約合意したと16日、地元紙ボルティモア・サン(電子版)が伝えた。身体検査を経て正式契約を結ぶ。
金賢洙は左打ちの強打者で国際舞台に強く、2008年北京五輪では金メダル獲得に貢献。準優勝だった09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では指名打者でポジション別の優秀選手に選出され、ことし11月の「プレミア12」では13打点を記録して韓国の優勝に貢献し、最優秀選手(MVP)に輝いた。