Wソックスの伝説、ミノーソ氏死去

 大リーグ、ホワイトソックスの伝説の選手で“ミスター・ホワイトソックス”とも称されたミニー・ミノーソ氏が死去した、と複数の米メディアが1日(日本時間2日)、伝えた。90歳だった。

 ミノーソ氏は、史上初の黒人大リーガーとして知られるジャッキー・ロビンソン氏のデビューから2年後の1949年にインディアンスでメジャー初出場。51年にホワイトソックスへトレードされ、シカゴ初の黒人選手としてプレーし、その才能を開花させた。

 メジャー17年の通算成績は、1835試合、打率・298、186本塁打、1023打点、1136得点、205盗塁。盗塁王3回、ゴールドグラブ賞3回受賞。球宴に7回選出された。

 64年に38歳で引退したが、76年に50歳で現役復帰し、1安打を記録した。さらに3年のブランクをへて、80年にメジャー史上3番目の高齢となる54歳で代打で2試合に出場した。さらに93年(当時67歳)と2003年(同77歳)には独立リーグのセントポールでそれぞれ1打席立っている。

 ミノーソ氏は1925年、キューバ生まれ。この日は、同郷でもあるホワイトソックスの主砲、アブレイユらがその死を惜しんだ。

 1月にはホワイトソックスと同じシカゴを本拠地とするカブスの“ミスター・カブ”アーニー・バンクス氏が亡くなっており、シカゴは一度に2人のレジェンドを失ったことになる。

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