【競輪】向日町G3で才迫開がS級初V

 向日町G3で優勝し、マスコットキャラクターのムコリン・ムッチーに祝福される才迫開
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 「国際自転車トラック競技支援・G3」(7日、向日町)

 12Rで決勝戦が行われ、才迫開(23)=広島・101期・S1=が最終2角4番手からまくり、G3レースでS級初優勝を飾った。バック過ぎで内を突いた単騎の西川親幸(熊本)が2着、先行した村上直久(神奈川)をかわした安部貴之(宮城)が3着に入り、3連単は30万円を超える高配当で決着した。

 優勝した才迫は引き揚げての第一声が「信じられません」。自力4車の中で人気面では最下位評価だったが、無欲で駆けてS級初優勝をもぎ取った。

 レースは打鐘で出切った村上-安部が先行態勢に入る。西川が続き、才迫は4番手。8番手の窓場千加頼(京都)が4角から仕掛け、最終ホームで6番手の稲毛健太(和歌山)は包まれて不発。2角から踏み上げた才迫は、後ろの星島太(岡山)が安部と絡んで離れたため、単独でまくり切り、後続を2車身も離してゴールした。

 才迫は今年のG1競輪祭(11月24~27日・小倉)の出場権を手に入れたうえ、初日特選シード権もゲット。「今後は毎レースでベストを尽くせるよう、練習に励みます」。父(実さん・55期=引退)も兄(勇馬・95期)も獲っていないG3を手にした開。今後はG1という大舞台でハッスルするだろう。

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