【宝塚記念】ゴールド大出遅れ15着大敗

ゴールドシップ(右から2頭目)ゲート内で立ち上がり出遅れる=阪神競馬場(撮影・山口 登)
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 「宝塚記念・G1」(28日、阪神)

 スタートでまさかの事態が発生した。JRA史上初となる同一G1の3連覇を目指し、単勝1・9倍の圧倒的な1番人気に支持されたゴールドシップがゲート内で大きく立ち上がり、まさかの大出遅れ。離れた最後方からの追走を余儀なくされ、勝負どころでも進出できず15着に敗れた。

 勝ったのは、ゆったりとした流れのなか、2番手で運んだラブリーデイ。今年重賞4勝目を初のG1制覇で飾った。首差の2着は後方から追い込んだデニムアンドルビーで、金子真人オーナーの所有馬がワンツーを決めた。3着はショウナンパンドラで、3連単は52万8510円の大波乱となった。

 ラブリーデイ・川田将雅騎手「力をつけて、G1の舞台まで勝ち切ってくれて良かったです。最後は同じ勝負服のデニムアンドルビーが伸びているのが見えたので“何とかしのいでくれ”と思っていました」

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