【地方競馬】部外者出入りさせ騎乗停止

 特別区競馬組合は27日、資格のない者を騎手調整ルームに出入りできる者と偽り入室させていたとして、大井競馬所属の御神本訓史騎手に騎乗停止30日間の処分を下した。

 御神本騎手は2013年2月21日から14年11月13日までの間の14回、資格のない者を大井競馬騎手調整ルームに施術師であると虚偽の申告をして入室させていた。これは特別区競馬組合競馬実施規則第19条の規定に基づく開催執務委員指示事項に違反しているため、特別区競馬組合競馬実施規則第73条第1号に基づき、15年3月2日(第13回川崎競馬初日)から4月10日(第1回大井競馬第5日目)まで騎乗を停止(騎乗停止30日間)する。

 特別区競馬組合によれば、騎乗停止30日間は「暴力的行為、社会通念上の問題をおこした時と同程度の重い処分」だという。なお御神本騎手は、14年4月には、騎手調整ルームから、許可を得ずに室外に出たことにより、6日間の騎乗停止処分を受けている。

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