【ダービー】イスラ2・7倍で1番人気

 「日本ダービー・G1」(6月1日・東京)

 3歳馬No.1を決める大一番の前日オッズが発表され、皐月賞馬イスラボニータが2・7倍で単勝1番人気に立った。この日は午前4時30分に美浦を出発。出走馬の中で一番乗りとなる同6時30分過ぎに決戦の地へ到着した。

 佐藤助手は「落ち着いていますし、何事もなく順調です。1泊して臨むのは共同通信杯(1着)の時と同じパターンですよ」と穏やかな笑顔で説明。“E3‐1”の馬房は東スポ杯2歳S、共同通信杯を勝った時と同じだ。「せっかくだし、(JRAに)お願いしました。静かで雑音も少ない場所でしたし、同じ感じでいこうと」。慣れ親しんだ相性のいい場所を確保し、刻一刻と迫る大一番へと備えた。11年に誕生したサラブレッド7123頭の頂点へ‐。史上23頭目となる春2冠、皐月賞&日本ダービー制覇を成し遂げてみせる。

 5・7倍で2番人気の皐月賞2着馬トゥザワールドは、正午過ぎに決戦の地へ到着した。「ずっと落ち着いていましたし、順調にここまで来られましたね」と中沢助手。精神的にどっしりしており、初の東京でも動じることはない。6戦してパーフェクト連対と、安定感は抜群。あとは運さえ向けば、大きな勲章が手に入る。

 3番人気には5・8倍で皐月賞4着馬のワンアンドオンリー。午後4時前に昨秋の東スポ杯(6着)以来、約半年ぶりに府中へ入った。馬房に入ると、落ち着いた様子ですぐにカイバをパクリ。甲斐助手も「輸送もスムーズに行きました。おとなしいし、いつもこんな感じ。最近は関東圏の競馬が続いてますからね。本当に充実しています」と言い切った。

 以下、4番人気には7・1倍で7年ぶりの牝馬Vを狙うレッドリヴェール、8・9倍の5番人気に武豊トーセンスターダム、15・6倍の6番人気にワールドインパクトが続いている。

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