鈴木おさむ氏、上海爆弾事件とニアミス

 森三中・大島美幸の夫で放送作家の鈴木おさむ氏が、12日に中国・上海の浦東国際空港で起こった爆発事件と30分違いでニアミスしていたことを帰国後の13日、ブログで伝えた。

 鈴木氏は、長男・笑福君の出産に向けて鍼の先生が安産を祈願してくれた杭州の雲隠寺にお礼参りするため、11日に中国へ渡った。

 その翌日、帰国するため午後3時ごろに空港に着くと「ターミナルに着いたときにやたらと警察犬がいるな~とか思っていて」、やがて天候不良のため飛行機が遅れるらしいという情報を伝えられた。

 そのとき、近くにいた日本人旅行客がスマホを手に「この空港でさっき爆発事件があったらしいぞ」と話しているのが耳に入ってきた。さらには日本にいる母から電話が入り「おさむ?今どこ?ニュースでやってるけど、空港で爆発事件起きたらしいよ」と。さらに知人が、スマホでニュース映像を転送してくれた。

 鈴木氏の搭乗機は結局搭乗ゲートが変わり、1時間半遅れて離陸した。

 機中で鈴木氏は「まさか、まさかね、自分のいた空港で爆発事件が起きるなんて。あと30分早く来て、しかもカウンターが別場所だったら…とか想像しちゃって」としみじみ考えたとか。そして、天候のせいで飛行機が激しく揺れたとき、「妻と子供の顔がフラッシュバックしまして」、帰宅すると、何も知らずにすやすや寝ている大島と笑福君の頭を優しくなでたという。

 事件は12日午後2時30分ごろ、浦東国際空港の第2ターミナルチェックインカウンター付近で男がビール瓶を使った手製の爆弾を爆発させ、旅客4人が負傷したというもの。男はその後、自ら手首を切って重体。浦東国際空港は年間旅客数が6千万人を超える大規模空港で、日本人の利用者も多い。

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