円楽【赤裸々挨拶(下)】「感謝」
落語家・三遊亭円楽(66)が10日、写真誌「FRIDAY」に40代の一般女性との不倫を報じられたことを受け、都内で緊急会見を行った。会見冒頭から、自らの言葉で謝罪、経緯の説明、今後への思いを赤裸々に告白。報道したFRIDAYに感謝を述べ笑いを取った後、最後は涙の謝罪で締めくくった。
【冒頭の1人語り(下)】
フライデーの方きてるかどうかわかりませんが、フライデーの方いらっしゃいますか?いらっしゃったら、ありがとうございました。(フライデーに)書いてあるとおり、時間なかったので、(直撃取材後に)ここでお別れするのも業腹なので、(東京駅まで)記者の方の車に乗せてもらいました。
その中で隠すこともないし、撮られたんだから堂々と話し、まず詫びなきゃいけないかみさん、そして彼女、会社等々にフライデーの記者さんの車の中からかけました。汚い車でございましてね(記者爆笑)。張り込みのせいでしょうね。でも気持ちよく、ここですか?あそこですかと連れて行ってくれ、東京駅に送ってくれ、まだまだ時間があるから話ししようと、ずっとお話を致しました。
そこから旅に出て、帰ってくるについて、こういうときに、早く迅速に対応して皆さんにお詫びしたいと、スタッフがこういう場を作ってくれました。そういう意味では皆さんに感謝してます。そしてお詫び申し上げます。あと質疑応答があると思いますが、その質疑応答の中で、一つだけお詫びしておきます。
落語家っていう商売を46年やってきて、下町の生まれで、今こうやって上がっても、いろんな言葉がでなくなっています。それは年のせいもあるかもしれません。だけど、質疑応答の中で不適切な発言、放送上好ましくない言葉がでてきたら、それだけはお詫び申し上げます。
こんなフラッシュ浴びているのは本当にないことで、大変な事件を起こしたんだなと。(記者笑い)その点はお含み置き頂きたい。こんなにあがったことないので口べたべたで、水をあとでもってきてください。
そんなこんなで、もう一つお詫びするのが、大好きな落語ですから(だんだん声が詰まる)、まあ、そういうことになるかわかりませんが、噺家としてね、この噺家の世界に片隅でもいいから置いておいてくれと(涙声)。
これは仲間にも頼みたいし、落語会に来てくださるお客様に不快な思いをさせていたなら、これは高座でお返しして、一生懸命熱演をして、一生懸命稽古して参ります。ですからなにがあろうと、これからは、私6代目円楽として、芸道に精進し、一生懸命邁進してまいりますのでお許し頂きたいと思います。どうも申し訳御座いませんでした。
