日本テレビの大久保好男社長は３０日、東京・汐留の同局で定例会見を開き、２９日の放送から新体制となった「笑点」について言及。新司会者に春風亭昇太、新メンバーに林家三平が加わったことで「番組に新しい色合い、風味、カラーが豊かになってくれれば」と期待を寄せた。

　２９日放送の笑点は、新司会に決まった昇太の司会ぶりに加え、新メンバーの発表、２４時間マラソンのランナー発表と多くの話題が集中した。大久保社長はその放送を見ていたといい、昇太の司会ぶりについては「非常にこぎみの良い、テンポ早い司会ぶりで非常に素晴らしい。これから更に盛り上げて皆さんの期待に応えて頂けるような番組にしてほしい」とコメント。

　また、新メンバーの三平についても「オンエアを見た印象はとても明るく朗らかで親しみやすい方。三平さんが加わったことで新しい色合い、風味、番組カラーが豊かになっていくのではないか」と、更に番組の幅が広がると期待した。

　また、５０年で番組を勇退した桂歌丸についても「本当に初回から笑点を支えて頂き、育てて頂き、素晴らしい番組に成長させて頂いた。その功績に、心から敬意表すると同時に御礼を言いたい」と、その労をねぎらっていた。