歌手でモデル・女優の西内まりや（２２）が２４日、東京・池袋サンシャインシティで５枚目のシングル「Ｃｈｕ　Ｃｈｕ／Ｈｅｌｌｏ」（２５日発売）のリリース記念イベントを開催。ミニライブ中や囲み会見では、「こうなったら（本格的な）ライブがやりたくなりました」と、今後への抱負を語った。

　西内はバックダンサーとともに１９５０～６０年代を印象づける衣装で登場。ポニーテールやイヤリングが小顔にフィットしていた。２部構成で行われたミニライブには合計３０００人ものファンが集まった。西内が「にしうちの『う』を取って『うっぴーず』と名付けました」と呼ぶファン層には若い女性の姿が目立った。

　囲み会見では、「不安もあったけどたくさんの方に来ていただき、ライブへの思いがどんどん強くなりました」と思いを発した。この日の会場のように地下１階から４階への吹き抜け型としては、日本武道館を連想させるが、そのことを振られると、「そうですね」と潤んだ瞳の輝きを増した。

　ダブルシングルの「Ｃｈｕ　Ｃｈｕ」と「Ｈｅｌｌｏ」は西内自身が作詞作曲を手がけた初のダンス楽曲。ほかに３枚目のシングルで昨年のレコード大賞最優秀新人賞にも輝いた「ありがとうＦｏｒｅｖｅｒ」もピアノ弾き語りで披露した。

　また、１部（１５時３０分）２部（１７時３０分）のミニライブの後にはそれぞれファンとの握手会を開催。中には１人で数枚の握手券を用意してきた熱狂的な男性ファンもいた。

　福岡県出身で上京１０年目。モデルも女優もこなすマルチタレントは「今はすべてが楽しい」と屈託なく話していた。