タレントのクリス松村が、自分の銀行口座に何者かが不正にアクセスしようとした可能性を１８日、ブログで示唆した。

　かねてからネット社会への不信を募らせて、ＬＩＮＥはおろかスマホも使用していないクリス。ブログへの書き込みもガラケーで行っている。

　そんなクリスが先日、ＡＴＭへ行ったところ、自分の口座がロックされていた。銀行に電話したら「お客様が、連続して２度暗証番号を間違えたからです」と告げられた。

　クリスは「何十年も使っていますし、途中、暗証番号は変えていますが、２度間違える？絶対ありえません！」と訴えたものの、電話口に出たオペレーターに通じる話ではなかった。

　そこであきらめて「一度だけのチャンスです」と最後通告された通りに暗証番号を打ち込むと、「ダメなわけがありません」、すんなりアクセスできた。

　半分は「私もボケたのかな…」と思う一方、クリスは「銀行の口座番号を知る第三者が不正にアクセスしようとして、失敗していた可能性もあるのではないか…」と考え始めた。というのも、「ある大きなところから、私の個人情報が盗まれた…というお詫びの封書が」昨年届いたことを思い出したからだ。

　芸能人のＳＮＳへののぞき見行為が摘発された折から、クリスは「今こそアナログなことの良さを見直すべきだと思います」と、アナログ回帰を訴えた。