はんにゃ川島 がん公表「悩みました」

腎臓がん公表を悩んでいたことを明かしたはんにゃ・川島章良=都内
イベントに出演した(左から)デーブ・スペクター、鈴木杏、はんにゃ・金田哲、川島章良=都内
腎臓がん公表を悩んでいたことを明かしたはんにゃ・川島章良(右)と金田哲=都内
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 15年1月に腎臓がんの摘出手術を受けていたことを4月に出演したテレビ番組で公表したお笑いコンビ・はんにゃの川島章良(34)が相方の金田哲(30)とともに4日、都内で映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のMovieNEX発売記念イベントに出席した。がん公表については「悩みました」と告白。コンビとしても苦渋の決断だったことを明かした。

 川島は、4月4日放送のテレビ朝日系バラエティー番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(月曜、後8・00)で、14年11月に腎臓がんと診断され、翌15年1月に摘出手術を受けたことを告白。大きな反響を呼んだ。

 公表に踏み切った理由として、川島は「『しくじり先生』で機会をいただいて、今年も検査を受けて良好だったことと、僕は31歳で(がんに)なったんで、若い方もなるって知ってもらいたかったというのと、いろんなタイミングが重なって公表しました」とした。

 その上で、公表について「悩みました」とポツリ。「言わない方がいいと思いましたけど…。笑ってもらえなくなるんじゃないかって」と、芸人としての葛藤を口にした。

 金田も「僕らも振り返りというか、それがないと僕らの話もできなかったし、先に進めなかった」と、川島のがん公表に至った経緯を説明。「いろんなタイミングが重なって、川島本人も『言う』と言ったので、そのタイミングで言おうと。本当は言いたくないですよね」と、コンビとしての苦渋の決断を振り返った。

 現状については「1年間に1回ずつ検査受けに行くんですけど、4年後に何もなかったら『卒業』。99%大丈夫なんですよ」と笑った。この日は「スター・ウォーズ」のイベントとあり、治療については「フォースの力で治りました」とジョーク。さらに「(自分の)奥さまも昔ジェダイだったんで、すごくフォースの力を感じるんですよ。強い『ダークサイド』があったんですけど、すぐ取れたので良かった」と、作品にちなんだ説明で笑いを取った。

 また、はんにゃの「覚醒時期」を聞かれると、金田は「今は乱れまくっているんで、今年中にいけると思う」、川島も「今年頑張ります」と意気込みを語っていた。

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