TBS社長 松潤ドラマ好調に手応え
TBSの定例会見が27日、都内で行われ、嵐の松本潤(32)主演連続ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」(日曜、後9・00)について、同局の武田信二社長は「好調なスタートを切れた」と大きな手応えを見せた。
ドラマは初回平均視聴率15・5%から3・6ポイント上昇し、第2話は19・1%と今年の民放連ドラ1位を記録した。「見ていて面白いですもんね」と絶賛した社長は「初回から(数字が)下がることがありますが、19%という数字をいただいた。引き続き力を入れていきたい」とさらなる上昇も見据えた。
上昇傾向にある背景も推察した。「99.9-」は、在京民放5局が連携したテレビ見逃し配信サービス「TVer(ティーバー)」内で視聴が可能。社長は「ティーバーの影響もあるのかな。『99・9-』もティーバーでやっていまして、2回目のリアルタイム視聴につながったのかな。そうであれば非常にいい傾向。キャスティングも面白い。一話完結のテンポもいい」と分析した。
ドラマは「半沢直樹」「下町ロケット」を生み出した日曜劇場に松本潤が初主演。初の弁護士役に挑んだ。物語は連ドラ初となる刑事専門弁護士に特化し、最後の0・1%まであきらめず事実を追い求める超型破りな貧乏弁護士・深山大翔(松本)らの活躍を描く。共演者には俳優・香川照之、女優・榮倉奈々らが名を連ねている。