元ヘイセイ森本 一時期は自殺も考えた

ZEROのメンバーと共にポーズをとる森本龍太郎(中央)=東京・ディファ有明(撮影・西岡正)
芸能界復帰について話す森本龍太郎=東京・ディファ有明(撮影・西岡正)
フォロセッションでガッツポーズの森本龍太郎=東京・ディファ有明(撮影・西岡正)
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 元Hey!Say!JUMPの森本龍太郎(21)が24日、東京・ディファ有明で芸能活動再開についての記者会見を開いた。過去の不祥事から「一時期は自殺も考えた」というショッキングな告白も飛び出したが、ハワイへの留学やファンへの思いから、復帰を決めたと明かした。

 21日に公式ブログを新設し、約4年ぶりに芸能活動を再開することを公表した。自らがプロデュースするダンスボーカルユニット「ZERO」のメーンボーカルとして活動している。

 森本はHey!Say!JUMP時代の2011年に過去の喫煙問題が報じられ、無期限活動停止処分に。当時を森本は「あんまり振り返るのは好きではないんですが、高校の時にいろいろありまして…。挫折、後悔、一時期は自殺も考えました」とかみしめるように振り返った。

 「生きていてもしょうがない」という思いがよぎったが、「自殺をしたら僕以外のいろんな人が悲しむので生きよう」と決意。高校卒業を機に2年間ハワイの語学学校へ留学し、このタイミングでジャニーズ事務所に申し出て退社した。

 英語の学習以外に、「武者修行といいますか、いろんな人と会った」という活動をしていたところ、格闘技団体パンクラスの酒井正和代表と出会い、音楽レーベルを立ち上げてもらう形で後押しを受けた。森本は「僕にとってファンの皆さんは家族だろうと。そういう思いが自分の中であったので、ファンの皆さんのために復帰しようと思いました」と心境を語った。

 高校時代の友人を中心に今年の4月9日に5人組ボーカルグループの「ZERO」を結成した。名前には「初心を忘れず1からではなく0からスタートする」という意味を込めた。今後については「歌で力を届けられたらと思います」と音楽活動をメーンにし、ZEROとしてファンミーティングの開催も考えている。最終的な目標として「世界で通用するアーティストになれたら」と大きく夢を語った。

 この日は格闘技イベント「パンクラス277」でゲスト実況解説を行った。クレベル小池・エルベスト-矢地祐介では、チョークスリーパーで勝利したクレベル小池を「餌を狩るチーターのように一瞬でしたね」と解説していた。

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