加藤浩次、名物P後押しで朝の司会に
タレント・加藤浩次(46)が10日、フジテレビ系「ボクらの時代」(日曜、前7・00)に恵俊彰(51)、坂上忍(48)とともに出演。06年4月からMCを務める日本テレビ系情報番組「スッキリ!」について、当初はオファーを拒否し、他局であるフジテレビの名物プロデューサーに相談したことがきっかけで、受諾する決意を固めたことなどを明かした。
10年前にはやんちゃなお笑いタレントというイメージが強かった加藤。朝の情報番組の司会というイメージからはほど遠く、当初は視聴者から「ガラガラ声を朝から聞きたくない」などと、かすれた声にも拒否反応が出た。
加藤自身、朝5時に寝るほどの夜型人間でもあり、「世の中のこと全然分からないし、やだよ。無理だ」と拒否反応。しかし、レギュラーを務めるフジ「めちゃ×2イケてるッ!」の総合演出、片岡飛鳥氏に相談すると、「加藤、それ面白いじゃん。(番組)終わった(打ち切りになった)ら、“朝に通用しなかった男”って、めちゃイケでまたいじれるじゃん」と助言され、「それで気が楽になって、やってみようかな、って」と引き受けたことを明かした。
片岡氏は「めちゃイケ」の立ち上げから制作統括に携わる名物プロデューサー。テレビ朝日「アメトーーク!」「ロンドンハーツ」などの加地倫三ゼネラルプロデューサーにも多大なる影響を与えた人物でもある。
加藤が「スッキリ!」の司会を務めるのに合わせ、他局である「めちゃイケ」の番組内で、テリー伊藤氏をゲストに呼ぶなどし、「本当にやれるのか」などと検証。恵は当時の番組を見ており「あの流れはすごいうれしかった。うらやましかった。“浩次が日テレの朝の番組やります”ってのを『めちゃイケ』が取り上げて、何週かやった(放送した)じゃん。フジテレビで。テレビっておもしれえな、って思った。すごい面白がってる感じがあって」と振り返っていた。
