三船離婚 高橋は娘と会えず写真のみ

 歌手の高橋ジョージ(57)との離婚が29日に成立したタレント・三船美佳(33)が31日、都内で、報告会見を行った。代理人の若旅一夫弁護士も同席。高橋が長女(11)と高橋との面会を求めて別の調停を申し立てていたこと、高橋から慰謝料の請求はしないでほしいと条件をつけられたことなど、和解の裏側を明かした。また、高橋は長女と当面会うことはできず、代わりに三船側が年に2回カラー写真を送ることで決着したことも分かった。

 三船が晴れやかな表情に時折涙をにじませながら、25分間話し終えた後、若旅氏が和解条件について“補足説明”をした。

 三船は昨年1月、離婚と長女の親権を求めて提訴。離婚に際し、三船は長女の親権を得たが、面会に関しては細かく取り決めたという。若旅氏は「向こう(高橋)が別の裁判で起こしていた問題の、調停申し立てを取り下げました。この和解で解決しました」と高橋側が長女との面会を求めて、別の訴えを起こしていた新事実を告白。「将来は双方で娘さんの意思を尊重する形」に決着したが、当分の間は高橋と長女が対面(面会)することはなく、年に2回、カラー写真を渡すことで決まった。

 金銭面については、「慰謝料の請求はしないでくれ、という趣旨の条項が入ってました」と高橋側の意向をくんだ上での、“慰謝料ゼロ決着”だったことを主張。「こちらは離婚と親権、2つだけ求めて、慰謝料も養育費も求めてないが、養育費はジョージさんが子どものことを考えて負担してくれたらありがたい」と提案した。

 高橋が離婚成立を報告したマスコミあての文書で、高橋側は改めてモラルハラスメントについて否定していたが、この点について三船は「裁判で話し合っております。私の言葉でお伝えするのは難しい」と明言を避けた。一方、若旅氏は「モラハラが立証されたわけでも、なかったことが確定したわけでもない。モラハラの証明が目的ではなく、離婚と親権を請求して、それを向こうが折れてくれたので、争う必要がなくなった」とモラハラが争点だったことを認めた。

 三船は会見で、離婚が決まったことを長女に伝えたところ「本当におめでとう。良かったね」と言われたことを明かし、「小さい体、心にどれだけ心配をかけたか…。これから未来へ希望を持って歩んで行きたい」と愛娘を思いやり、瞳を潤ませていた。

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