報ステ古舘氏 ショーンKの詐称を謝罪
“ショーンK”こと経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上氏(47)が学歴などの経歴を詐称したことが明らかとなったことを受け、水曜コメンテーターとして出演していたテレビ朝日「報道ステーション」は16日の放送で、古舘伊知郎キャスターが出演取りやめを報告。報道番組として、事前の経歴チェックなどが不十分だったとして「申し訳ない思いです」と頭を下げ、視聴者に謝罪した。
古舘氏は番組冒頭、「コメンテーターといえば、ショーン・マクアードル川上さんということになるはずだったんですが、本日からショーンさんの出演は取りやめさせていただくということになってしまいました」と説明した。
「週刊文春に経歴などにウソ、疑いありという記事が大きく載りまして」と切り出し、川上氏がHPの経歴、学歴について「正しくない点がある」と認めたことなどを説明。「ウソがあったとするならば、それは本当にいけないことです」とした上で、「ただ、正直申し上げて、同時に残念だなと思うところはございます。正しいデータをもとに斬新な切り口で歯切れ良くコメントをくださっていたので、そのあたりはなっ、と悔しい思いもしております」と唇を噛みしめた。
一方で、報道番組として、事前に川上氏の経歴チェックができていなかった責任についても言及。「しかし、そのようなさまざまなところを確認できていないでここまできたということに関しては、テレビをご覧の皆様に本当に申し訳ない思いでございます。深くお詫びをさせていただきます」と頭を下げた。
川上氏は昨年4月から同番組に出演していた。
