フリーアナウンサーの宮根誠司がＮＨＫ朝の連続ドラマ「あさが来た」に出演することを１９日、同局が発表した。宮根アナは古川生命社長の古川信男役に挑む。

　加野屋の生命保険事業が戦争の影響で苦しくなる中、ヒロインのあさは同業他社との合併によって窮地を乗り切ろうとする。あさが合併先として慎重に検討を重ね、有力な相手として浮上したのが「古川生命」と「福豊生命」だったという設定。

　古川生命は東京の生保会社。大阪実業界で存在感を示すあさに興味を持ち、合併話に乗り気になる。福豊生命の社長・富永巌をフリーアナウンサーの松平定知が演じる。

　佐野元彦エグゼクティブ・プロデューサーは「経済界の大物の役は演じてくださる出演者の存在感がすべて。今回は、宮根誠司さん、松平定知さんという、誰もが納得していただける方々にご参加いただくことになり、本当にありがたいです。ラストスパートに入った『あさが来た』をぜひ、お楽しみください」との談話を発表した。