脳科学者の茂木健一郎氏（５３）が２８日、ブログを更新し、俳優の石坂浩二がテレビ東京系「開運！なんでも鑑定団」からの降板を通告されていたと一部で報道されたことについて、「個人的には石坂さんがもう出られなくなることは残念」と記した。

　ブログのタイトルは「石坂浩二さんに『鑑定団』降板通告のニュースに思う」。

　その中で茂木氏は、番組制作上、キャスティングの問題は「一般的に番組制作者はさまざまなことを考えてキャスティングされているわけで、その一般的な判断の当否を、外部がいうのは至難のわざだと思います」とコメント。降板が本当なのか、降板理由がどういったものなのかなど、外部の人間にはわからないとしている。そして「個人的には石坂さんがもう出られなくなることは残念」とも書き込んだ。

　その上で、番組のキャスティングを決める判断は「専門的な仕事として、もっと評価されてもいいのではないでしょうか」ともつづり、「（キャスティングが評価されるようになると）今回のような事態の時に、その当否を冷静に判断できる風土ができてくるように思います」と、独自の見解を披露していた。