スムルース4月で無期限活動休止
男性3人組ユニット・スムルースが12日、今年4月いっぱいで無期限で活動休止することを発表した。オフィシャルホームページで報告した。4月24日に東京、29、30日に大阪で行うライブが最後となる。具体的な休止の理由は明かしていない。所属のレコード会社関係者は取材に対して「(活動休止するという)報告を受けたばかり。こちらも詳細は分かっていないんです」と答えた。
スムルースは、昨年8月にリーダーでボーカルの徳田憲治(39)が「ギラン・バレー症候群」であることを発表、活動を一時休止していた。徳田のリハビリは順調に進んでおり、現在、ほぼ平常どおりの生活に戻っているという。
徳田は「長年、スムルースに面白おかしく情熱を注いで来られたのは、何よりもたくさんの方に愛してもらったからです」とファンに感謝。続けて「いつも周りには愛すべきメンバー、スタッフがいて、とても幸せなバンド人生だったと胸を張って言えます」と周囲への思いもつづった。
今後の復活については「またみんなと旅に出かけたくなったらキーを回してエンジンをかけます」と含みを持たせたが「今からはそれぞれ違う車に乗ることにしました」と、メンバーそれぞれが別の道に進むことを示唆した。
また、ギターの回陽健太(37)は「この数年間、戦っていました。感謝の形を、応援し続けてくれているみなさんに表したいのに表せないまま進んでいるというジレンマを持ち続けた日々」と悩みながら活動を続けていたことも告白。「そんな思いと姿勢は、現実との差を広げていく一方でした。そしてその差を、今の僕達に埋めることはできないと判断しました。一度、立ち止まらせてください」と休止の理由を説明した。
