「きかんしゃトーマス」誕生秘話を放送
原作の絵本の誕生から今年で70年を迎え、世界中の子供たちに人気の「きかんしゃトーマス」。実は、もともとは父が病気の息子に送った物語だった-。そんな誕生秘話や謎に迫るNHK総合「きかんしゃトーマスのヒミツ旅 楽しい仲間はこうして生まれた」(後7・30)が、クリスマスイブの24日に放送される。
現在、このシリーズは、世界70の言語で放送されている。原作はイギリスのウィルバート・オードリー牧師が1945年に創刊した絵本「The Railway Series(汽車のえほん)」。絵本制作のきっかけは、当時2歳だった息子クリストファー君の病気。はしかを患い、家から出ることができなかったため、息子を励まそうと、仕事の合間に考えた話が「きかんしゃの物語」。それが絵本化されたものだった。
1984年にはイギリスでテレビシリーズがスタート。日本では90年に放送開始となり、現在まで放送されている。
番組ではウィルバート氏の人生をたどり、機関車の物語を起源となった少年時代の暮らしぶりもたどる。またクリスマスらしい演出もあり、トーマスの仲間で、世界中で活躍する機関車も紹介していく。
