川崎敬三さん死去 ザ・ぼんちが追悼
俳優で、テレビのワイドショーで司会者としても人気を博した川崎敬三さん(本名・陶山恵二=すやま・やすじ)が、7月21日に川崎市内の病院で死去していたことが24日、わかった。82歳だった。
川崎さんは74年から、テレビ朝日系「アフタヌーンショー」の司会を務めた。同番組ではリポーターの山本耕一さんとの“名コンビ”が話題となり、そのやりとりは漫才コンビ「ザ・ぼんち」がモノマネで披露して大人気に。81年に発売したシングル「恋のぼんちシート」には山本さんの「そうなんですよ川崎さん」、川崎さんの「ちょっと待って下さい山本さん」というフレーズが歌詞として使用された。
川崎さんの死を受け、ザ・ぼんちのぼんちおさむ(62)「ザ・ぼんちの漫才にとってなくてはならないフレーズでした。川崎敬三さんにお会いした時も、ひょっとしてお二人のやり取りをネタに使ってたので怒られるのではと思ってましたがとても優しく笑いながら『いいね。面白いよ』と言っていただきました。ザ・ぼんちの漫才にはなくてはならない方でした。本当にありがとうございました。やすらかにお眠り下さい」と追悼。里見まさと(63)も「今から振り返れば、我々ぼんちが、この世界で生活をさせていただけているのは、山本耕一さんと川崎敬三さん無くしては、あり得ないです。心よりお悔やみ申し上げます」とコメントした。