NHK総局長 朝ドラの好調要因
NHK・板野裕爾放送総局長が18日、都内での定例会見で、女優・波瑠(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あさが来た」(総合、月~土曜、前8・00)の視聴率が好調なことについて言及した。
同番組は、9月28日の放送開始から11月17日までの平均視聴率は22・1%で、最高も11月10日に24・8%と高い数字を記録している。同総局長は要因について「理由が分かれば、ほかの番組にも応用する」としたが「見ていて思うのことは、1話1話がおもしろいことも確か。15分の番組の最後に次につながる終わり方している。脚本もそうだが、明日も見てみたい!という思わせる演出がいいのでは」と語った。
また同席した安齋尚志理事も「朝にふさわしい、明るい感じが好評なのかな、と思っている。女性が元気に活躍していく姿が、家庭で見ている女性の方に共感を呼んでいるのではないかと思います。この調子で皆さんに気に入っていただけるようになったらと思う」と今後に期待した。
「あさが来た」に関しては、NHKの籾井勝人会長も11月5日の定例会見で、2014年前期「花子とアン」の番組最高視聴率25・9%を例に挙げ「これを超してもらいたい」と期待していた。
(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
