カンテレ、阪神戦中継2勝11敗…

 関西テレビの福井澄郎社長が13日、大阪市内で定例会見を開き、今年に同局が中継したプロ野球・阪神戦での阪神の戦績が2勝11敗と大苦戦したことを苦笑いで報告した。“責任”をとって事情説明を行った安渕修スポーツ局長は、阪神球団からも「きょうはカンテレさんの中継ですか…」と“疫病神”扱いされた経緯を告白。金本知憲新監督が就任した来季はリベンジの“2けた勝利”を目指すという。

 今季の阪神戦績は70勝71敗2分とほぼ5割で、ライバル局の読売テレビは中継試合を8勝1敗1分と高勝率を確保している。

 驚くばかりの“格差”だが、福井社長は「こればかりは勝負の世界ですから。放送枠の取り方でいい方法があるなら教えてほしいです」と苦笑いで語った。

 代わって事情説明を行った安渕スポーツ局長は「思い出すのも嫌ですが、中継日にローテの谷間だったり、メッセンジャーがその時に限って不調だったり…。担当のプロデューサーが神社にお参りしてもダメでした」と苦難のシーズン中の悪戦苦闘を明かした。

 ここ約5年、白星が続いていた岡山での主催試合での連勝も止めてしまい「阪神球団さんから『きょうはカンテレさんの中継ですか…』と言われたことも」あったとか。

 そのうえで安渕スポーツ局長は「これだけ負けさせる力を持っているんですから、その逆も。来季はうちの解説者だった片岡篤史さんがコーチに就任したので大丈夫です」とリベンジを宣言。これを受け福井社長は「来年は10勝2敗くらいでいきます」と“公約”を掲げていた。

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