女性アイドルグループ・モーニング娘’１５の鞘師里保（１７）が３１日、今年いっぱいの卒業を２９日に発表してから初めてのライブを、地元の広島県内で行い、改めてファンに報告した。

　ライブの冒頭にリーダーの譜久村聖（１９）から促されてマイクを持つと「突然の発表で驚かせてごめんなさい」と謝罪。「ブログのコメントで『悲しいよ』『やめてほしくないよ』とコメントを見て、ありがたいことだな、たくさんの方に愛されてるなと思った」と語った。さらに「これから一人の人間として強くなっていきたいという気持ちがあって、今年に入って何度も何度も考えて、悩んで悩んで決めた」と心情を吐露した。

　来年以降はダンスや英語の勉強のために留学することを明らかにしており、この日も「来年からは留学という形でダンスやいろんなことを学んで経験して、一回りも二回りも成長したい」と約束。「残り２カ月、限られた時間だけど、５年間頑張ってきたことをぶつけていきたい。自分の口から初めて報告できるのが地元の広島でよかった」と話すと、故郷のファンから「ガンバレ～」と温かい声援が飛んだ。