大山のぶ代の介護本 夫・砂川が会見

 俳優・砂川啓介(78)が26日、都内で著書「娘になった妻、のぶ代へ~大山のぶ代『認知症』介護日記~」(双葉社)の会見を行った。

 今年5月に妻で声優・大山のぶ代(82)が認知症であることをラジオで公表。最近の様子について「最近、笑顔が多くなって、子供に(戻ったよう)。同じことで何度も笑うんです」と明かし、「気圧の加減で機嫌が良くなったり悪くなったりするみたいです。おかげさまでこのところいいお天気が続いているので、よく笑います」と伝えた。

 08年に脳梗塞を患った大山は、13年にアルツハイマー型と診断された。

 最近は夜11時ごろに寝ているが、寝る前に必ず行うやりとりがあるという。「天気のいい時は『おはようございます』と僕の(寝室)のドアを開けて入ってくる。最初は『おはよう、じゃないでしょう』と言ってたんですが(笑)。そのうち、僕が先に『おはようございます』というようにした。すると、(彼女は)『私が言おうと思ったのに』と笑う。それ(そのやりとりを)をもう、20回ぐらいやってますね」と明かし、微笑んだ。

 本の表紙は、ストライプのシャツを着た大山が微笑みを浮かべ、後ろから砂川の肩をギュツと握った夫婦の写真。今年8月末に自宅で撮影したという。

 本についての大山の反応は「はっきりしたものはなくて、へえ~、って感じで見てた(だけ)」という。それでも、マネージャーによると、「(ペラペラと)めくって見てた」といい、関心を見せていたことを明かしていた。

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