鎧塚氏 なお美さん最期を気丈に語る

 24日に胆管がんで急逝した女優・川島なお美さん(享年54)の夫でパティシエの鎧塚俊彦さん(49)が26日午後7時ごろ、都内の自宅前で報道陣の取材に応じ、息を引き取る直前の様子などを語った。

 鎧塚氏はこの日、喪服の準備のために一時外出。帰宅した際に、報道陣の取材に応じた。25日のフェイスブックでは、気持ちの整理がつかないとして10月1日の通夜後にマスコミに対応するとしていた。

 鎧塚氏は「(最期の瞬間は)僕の目をしっかり見てハッと魂を吐き出す感じで、力強かったです」と気丈に妻の最期を語った。

 川島さんは23日午後11時ごろに突然、ベッドの上で吐血。その後意識が遠のき、「アー、ウー」という声を発するものの、危篤状態となった。

 突然の吐血に「僕が慌てちゃって…量も多くて。(彼女も)自分でも、厳しいと思った(悟った)んだと思います」と明かした。

 いつもなら洗面器など受けるものを用意していたが、その時に限って用意しておらず、鎧塚氏が「ごめんね、悪かったね」と謝ると、川島さんは「ううん、私こそごめんね」と謝ったという。それが夫婦で交わした最後の会話となった。

 鎧塚氏は「その時は(シーツを)汚してごめん、ということだと思っていたのですが、その後意識が遠のいて…」と沈痛な面持ちで振り返った。

 付きっきりで看病し、最期を看取った鎧塚氏。「僕の健康管理など、さまざまな面でバックアップしてくれて、本当に最高の女房でした」と感謝の気持ちを言葉にした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス