橋下市長 政界復帰に含み

 今年12月18日の任期満了を持って政治家引退を表明している大阪市の橋下徹市長(46)=大阪維新の会代表=が8日、自身のツイッターに「政治家が引退した後の人生について、こんなこといちいち国民に約束する話ではないし公約でもない」と投稿。これまで否定していた将来の政界復帰に含みを持たせた。「嫌なら選挙で落とせばいいだけ」とも記した。

 5月17日に大阪都構想が住民投票で否決され「僕の人生の中で政治家は終わりです」と引退宣言した橋下氏。来年の参院選など近い将来の国政進出説に対しても「ないです」と否定してきたが、この日のツイッターでは「私人のときの出馬するかしないかや、政治家が引退した後の人生について、こんなこといちいち国民に約束する話ではないし公約でもない。嫌なら選挙で落とせばいいだけ」と“公約外”であることを強調した。

 一方で、橋下氏は、今月3日の会見で「僕は国民に約束したことは、すべてやってきたつもりだ」と語っており、この日のツイッターでも「政治家は有権者に約束したこを守る、実行することが使命」「政治家は公約には完全に縛られる。公約を実行するためにありとあらゆる手段を執る。僕は人の良い道徳家ではないが、公約は実行する」と記した。

 橋下氏の将来的な国政進出については、安倍晋三首相が6日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」で、「可能性はあるのではないか」と述べ、期待感を示していた。番組は安倍首相が大阪を訪問した4日に収録されていた。

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