お笑いタレント・千原せいじが２１日にテレビ朝日系で放送された「世界の村で発見！こんなところに日本人」に出演。３度目の訪問となったアフリカ・ザンビア共和国への旅で、スタッフがせいじと朝食中、目の前でパスポートや現金が入ったリュックを盗まれたことを明かした。

　“月１アフリカ・トラベラー”の異名をとるせいじは、これまで、モロッコ、セネガル、マリなど５４のアフリカの国のうち、１８カ国を訪問している。

　“ビッグママ”と呼ばれる日本人女性を探しにザンビアへ。現地の料理を口にし、言葉も通じないままに現地の人々とコミュニケーションをとるせいじ。しかし、人探し２日目、ホテルのレストランで朝食をとっていたスタッフのリュックが盗難被害に。スタッフは背中のあたりにリュックを置いており、荷物をすり替えられた。せいじはスタッフをはさんで泥棒の正面におり、「泥棒が目の前にいてんねんやで。気付かへん」と驚きながらも「やっぱり気ぃ緩んでたんやな。スマホでニュースかなんか見てたんやね。いかに日本人（の危機管理）が甘いか、ということ」と自戒の念を込め、日本人の危機管理の意識の低さに警鐘を鳴らしていた。