７月１９日に参加したトライアスロン大会の自転車競技中に転倒、負傷したお笑いトリオ・安田大サーカスの団長安田（４１）が２９日、東京・原宿のＡｍｅｂａｒ　ＦＲＥＳＨ！　Ｓｔｕｄｉｏでの生放送出演前に会見、仕事復帰報告した。

　顔の右側と鼻、鼻下、目の下、両膝と右ひじなどにばんそうこうを張って報道陣の前に現れた安田。負傷後わずか１０日での復帰に「傷専門のお医者に診てもらったらびっくりするくらい治って」と回復の早さを説明し「治り過ぎてメイクせにゃならんのかと思うくらい、けっこうきれい」と言って笑わせた。

　負傷は、水泳を終えて自転車に乗ってから、残り１５キロの給水ポイントで起こった。速いスピードのまま水を取ろうとしたところバランスを崩し、そこへ他の選手が走って来て安田の後輪に接触、安田は転倒して顔から路面に落ちたという。

　しかし安田は「ドクターヘリに乗ったのも覚えてなくて」と事故後の記憶をなくし、マネジャーに逆に「落車したんですか？」と尋ねたという。

　病院に搬送され、右目の上を７針縫って全治１カ月。脳には何の異常もないという。