上地雄輔 恩師・渡辺監督の試合見守る

 高校野球神奈川県大会決勝で敗れ、半世紀近くに及んだ監督生活に終止符を打った横浜高校の渡辺元智監督(70)を、教え子のタレント・上地雄輔(36)がスタンドから見守り、ねぎらった。

 上地は渡辺監督から、あらかじめ引退決意をメールで知らされていた。そして、この日の決勝をスタンドから見守った。敗れてインタビューを受ける監督の姿を見て「こりゃしばらく休めないだろな と思いつつ」球場を後にした。

 高校時代、渡辺監督からは「本当によく怒られました(笑)」と思い出す。と同時に「でも本当に愛をくれて沢山教わりました」と、怒鳴り声の裏にあるものもしっかりつかんでいた。

 引退を知らせるメールを受け取った時は「もちろん淋しかったけどホッともしました」という。振り返れば半世紀にも及んだ監督生活の長さを思い「50年間、本当にお疲れ様でした!!」と、心からねぎらった。

 渡辺監督は1965年に母校・横浜高校のコーチに就任、68年には監督に就いた。以来、73年のセンバツ優勝を皮切りに98年の春夏連覇など甲子園優勝5度、甲子園勝利51勝の成績を残した。

 上地は中学校時代から捕手として高く評価され、渡辺監督に声を掛けられて、95年に横浜高入学と同時に野球部入部。しかし2年夏に右ひじの神経を断裂する大けがを負って正捕手を外れ、後は1年下の松坂大輔を支える裏方に回った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス