ウーマン村本ストーカー対策甘いと激怒

 お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔(34)が28日未明、「村本大輔のオールナイトニッポン」(ニッポン放送系、月曜25時)で、日本のストーカー対策が甘すぎると訴えた。2年間、村本に対してストーカー行為をしていた女性が逮捕されたが、「加害者が守られてるんです。何かされないと逮捕できない」と、具体的な被害が出るか物証を押さえるまで動いてくれなかった警察への不満をぶちまけた。

 容疑者女性は、村本の自宅に、花や村本宅の住所がびっちりと書き込まれ真っ黒になった手紙を送りつけたり、“狐のお面”をかぶって押しかけたりしたため、警察から村本の周囲に近づかないよう「ストーカー規制法」に基づく警告を受けていた。しかし、女性は再三、さいたま市内や大阪市内の劇場、ニッポン放送に押しかけていた。村本側は今月16日、東京・新宿の劇場「ルミネtheよしもと」に女性が来ていたところを事務所社員が対応し、警察に引き渡した。

 この期間中も警察に対応を訴えても「証拠がない」と言われたという。この日の放送で村本は「何かされないと逮捕できない。と、いうことは僕の刺され待ちなんですよ。こんな不利な話はない」と嘆いた。

 こうした思いにかられるのも、ストーカー被害にあってからツイッターなどで同じ目にあっている人と情報を共有しているから。「偉い政治家の皆さん聞いてほしいんですけど、何かされてからじゃ遅いんですよ。(僕はこうしたストーカーを)殺人予備軍ぐらいの感じに思っているので。僕なんか(被害が)結構ゆるくても、ホンマにもっとやばい(危ない状況の人)がいるわけです」と真剣に訴えた。

 ただ、芸人としての本分も忘れなかった。村本と容疑者との供述で食い違う点があると警察で言われたことを紹介したが、その食い違いというのが、「犯人(がかぶっていたの)は狐のお面じゃなく、猫のお面だったらしいです」。村本は「どうでもええわ!」と突っ込み、ストーカーの話題に“オチ”をつけた。

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