栩内被告 ASKAの証人申請を却下

 覚せい剤取締法違反などの罪で有罪判決を受けた歌手ASKA(本名宮崎重明)=(57)の愛人関係にあり、同法違反(使用)の罪によって1審で懲役2年(執行猶予3年)の有罪判決を受けた栩内香澄美被告(38)の控訴審初公判が14日、東京高裁で開かれた。

 弁護側は、新たに90以上の証拠書類を提出したが、ほとんどは裁判所から却下された。「宮崎が薬物をどう入手したかが本件と関わりがある」とASKAの証人申請もしたが、却下された。

 新証拠として採用されたのは、弁護人とASKAとのメールのやり取り。ASKAはその中で「被告は無罪。体内から検出された薬物は自分からしか考えられない。部屋から検出された薬物は、何年か前に自分がパイプで吸ったもの」と明かしているという。

 1月13日の1審判決以来、初めて姿を見せた栩内被告は、上下黒のセットアップスーツにハイヒール姿で出廷。髪を後ろで結んでいた。井上弘道裁判長から現在の仕事について聞かれると「しておりません」と答えた。住所については、3月に転居していることを明らかにした。

 6月23日に行われる次回公判では、弁護側が新証拠について弁論する。7月16日に判決が言い渡される予定。

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