永瀬匡 来場の母には毒吐かず感謝し涙

弁当箱に入っていた食用カーネーションの食レポを披露した永瀬匡(中央)と、吹き出す清水富美加、南果歩=東京・新宿バルト9
母からの手紙の朗読を神妙な表情で聞く永瀬匡(中央)と、清水富美加(左)、南果歩=東京・新宿バルト9
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 俳優の永瀬匡=たすく=(22)が9日、都内で主演映画「ズタボロ」の初日舞台あいさつを行い、翌日10日の母の日にちなんで、来場していた両親に感謝の言葉を送り、感涙させた。

 永瀬には、父親がギックリ腰になったため両親ともに来場する予定が来なくなった…とウソの情報が伝えられていた。永瀬は「息子より父を選んだ、母も女なんだな、と思いましたね」とネタにしながら、母とのエピソードを「『ズタボロ』の撮影で(ケンカシーンの拳が実際に)当たっちゃったとき、母親が『私の目でよかったら、替えてあげたい』と泣いたんです。感情のタンクがたまったときは、ちゃんとぶつかってくれる。頼りになる母親です」と語った。

 その後、サプライズで用意された母からの手紙を、司会者が朗読。永瀬は「あ~、泣かせるやつね。僕、すぐ泣くんで」とおちゃらけながら、真剣な顔で母からの言葉に聞き入った。

 母は手紙で「病弱だった幼少期、永瀬の寝顔に向かって毎日、『今日も生きていてくれて、ありがとう』と語りかけていたこと」や「家族の苦しかったとき、永瀬が『俺ら家族の未来は暗いんじゃない。まぶしくて見えないんだ』と励ましてくれたこと」などを回顧。「あなたの母でいさせてもらえることが誇りです。1人の人間として尊敬しています」と締めくくった。

 手紙の終わりと同時に、実は両親が会場に来ていることが発表され、永瀬は「来てるんかい!?」と目を丸くした。永瀬は頭を下げて、両親に感謝。最後まで泣くことはなかった永瀬だが、立派な息子の姿に涙を流す両親を見て「めっちゃ泣いてるやん!!」とうれしそうだった。

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