寛平 借金は「最大6千万円」

 お笑いタレント・間寛平(65)が26日に読売テレビで放送された「八方・陣内・方正の黄金列伝!」に出演。ギャンブルや先輩芸人の借金の連帯保証人になったことや、自身のグッズ販売の大失敗でかつて6000万円の借金を背負っていたことを明かした。また、ビートたけし、萩本欽一への“弟子入り”を志願していた事実も告白した。

 吉本新喜劇入団からわずか3年。24歳の時、史上最年少で新喜劇の座長に就任した寛平。23歳で3階建ての一戸建てを購入。順風満帆だったが、大好きな競馬での借金や、先輩芸人の連帯保証人になったことで借金を背負い借金地獄に。起死回生を狙って販売した「アメマバッチ」で逆に1600万円の借金を背負い、借金は「最大で6000万円」に膨らんだ。

 「街金」から重ねた借金は「最大16軒」。借金取りから逃げるため、「なんばグランド花月(大阪市)の楽屋の風呂から逃げたこともあった」という。

 「アメマ~」のギャグで人気者となると、「借金返済のために」と怪しい「バッタ屋」にそそのかされてアメマバッチを制作。業者から「開発費に300万円かかる」「ICチップが入ってるから原価は630円かかる(※後にICは入っていなかったことが判明)」「10万個契約しないともうけが出ない」などと口車に乗せられ、1500円という高値をつけ10万個制作。大量の在庫でさらなる借金を背負うこととなった。

 吉本からは事実上のクビ状態。40歳で吉本をやめると宣言し、上京。島田洋七の紹介でたけしと会い、酔っ払って「たけし軍団に入れてもらえないですか」と頭を下げたことも明かした。その後も、萩本に会い、「行くところがないんです」と萩本が所属する浅井企画入りを懇願。「欽ちゃんは、系列の(事務所)佐藤企画に入るか、と言ってくれた」といい、「3年間辛抱しろ。そしたら吉本に(僕が)行って、頭下げて(戻れるよう)言ってやる」と佐藤企画入りが内定したという。

 しかし、直前に吉本の幹部が訪ねてきて寛平に思いとどまるよう直談判。東京の吉本で仕事を続けることとなった。借金は「(事務所を通さない)ヤミ営業」などで返済したという。

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