復活のM-1 2015年冬開催に延期

 今夏復活を目指していた若手漫才コンビ日本一を決める「M-1グランプリ2015」の開催時期が冬に延期されることが6日、分かった。ABCの脇阪聰史社長が大阪市の同局で行った会見で明らかにした。

 「M-1グランプリ」休止後にスタートした漫才コンテスト「THE MANZAI」とは共存共栄を目指す方針。当初は「THE MANZAI」と時期が重ならないよう夏開催を決定していたが、「『M-1』にとって一番いい時期はいつなのかということで、2010年までやっていた冬がベストであろうという判断になりました。(制作)現場の意見を最大限に尊重しました。以前は12月末の開催で『その年のNo.1を決めるんだ』という意味合いがあった。どうしてもその印象が強い。最適な時期はやはり冬場ということになった」と夏から冬への変更を説明した。

 冬開催でTHE MANZAIと時期が重なることには「基本的に『M-1』は若手のNo.1を決める大会でプロの芸人だけでなくアマチュアも参加できる。『THE MANZAI』とは大きく違います。そういう面で差別化はできるであろうと確信しています」と“差別化”を強調した。

 具体的な日程については「2015年中の冬で、11月か12月」とし、「われわれの希望とすれば、(以前と同じ)師走(12月)ですが、これから調整事項もあるので、ある程度の幅を持たせておく」とした。参加資格など、具体的な開催要項は夏までに順次発表される。

 予選会は夏以降に実施予定で、両大会での日程重複は回避する方針。「それは調整事項という形で大人の解決をします」と明言した。

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