ゆりやんレトリィバァ 友近以来の決勝進出
今年で45回目を迎える「NHK上方漫才コンテスト」の決勝進出者の発表会見が28日、大阪市の同局で行われた。2月27日の決勝は、お笑いコンビ「アキナ」「インディアンス」「タナからイケダ」「バンビーノ」「プリマ旦那」の5組と、女性芸人・ゆりやんレトリィバァ(24)の計6組で争われることになった。
ゆりやんレトリィバァは2011年に、吉本興業の芸人養成所・NSC大阪校を主席で卒業したピン芸人。女性ピン芸人が同コンテスト決勝に出場するのは03年に優秀賞を獲得した友近(41)以来、12年ぶり。
ゆりやんレトリィバァは会見で、ハリウッド女優風にセレブ口調の英語で延々と挨拶した後に「みんな見てね、と言ってます」と自ら“通訳”。周囲から一斉に「もっとしゃべとったやろ!」と突っ込みを入れられていた。
同コンテストは71年に始まった若手漫才師の登竜門で、過去にオール阪神・巨人やトミーズ、近年ではフットボールアワー、ウーマンラッシュアワーが優勝している。