福田こうへい 訴訟相手事務所は帯同

 「NHK紅白歌合戦リハーサル」(29日、NHKホール)

 所属事務所「オフィスK」との契約期間や移籍を巡るトラブルになっている演歌界の“ニュープリンス”福田こうへいがリハーサルを終え、取材に対応した。笑顔で写真撮影に応じたものの、事務所問題については多くを語らなかった。

 契約トラブルについて水を向けられると、「今の時点で自分から申し上げることができません。とにかく、紅白で期待してくださってる皆さんのために、歌を一生懸命歌うことだけを考えております」と穏やかな口調ながら、慎重に言葉を選んだ。

 所属事務所「オフィスK」のスタッフは帯同しているという。事務所との話し合いに福田が応じているのか、いないのか、という質問については制止が入り、答えなかった。

 義理人情を重んじる演歌の世界では福田のイメージが悪くなるリスクも考えられるが、「一カ所一カ所を大事に歌うことだけを考えております」と神妙だった。

 所属事務所は福田を相手取り、債務不履行による損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こした。25日発売の「週刊新潮」によると、福田は事務所に対し、今年いっぱいで契約解除を通告。すべては地元・岩手の後見人的存在の会社社長に任せると通達してきたという。

 また、来年へ向けては「岩手代表、東北を代表して演歌を盛り上げたい」と意気込んだ。そうした思いと事務所移籍の関連性は否定した。

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