１０月に日本テレビ系「のどじまんＴＨＥワールド！」で３度目の優勝を飾った、日本語が堪能な米歌手ニコラス・エドワーズ（２２）が２０日、東京・六本木ブルーシアターでクリスマスコンサートを行った。

　ほとんど女性のファン９００人で埋め尽くされた客席からは「ニッキー！」「ニック！」とひっきりなしに歓声が上がり、エドワーズも「愛してるよ！」を連発して応えた。

　コンサートでは、日本語盤と英語盤の２枚を同時発売したニューアルバム「ＨＡＲＤＳＰＩＣＥ」収録曲を中心に、「ホワイト・クリスマス」「アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス」「恋人たちのクリスマス」といったクリスマスの定番ソングなどを熱唱。アンコールではゆずの「栄光への架け橋」も披露するなど、約２時間にわたって全２２曲を歌いきった。

　「アイル・－」では、米国の祖母が乳がんで闘病中であることを明かし「人生っていつ何があるかわからないから、ぜひこの機会（クリスマス）に愛を伝えてくれたら」と、ファンに訴えた。

　来年３月には、今年４月のコンサートと今回のクリスマスコンサートのＤＶＤをリリースし、４月には京都で２日間公演を行うことも発表した。