伝説のカルト映画、初ブルーレイ化

 1984年に公開された伝説のカルト映画「人魚伝説」が初めてブルーレイ化され、11月5日にDVDと同時発売されることが17日、キングレコードから発表された。この映画でヨコハマ映画祭の主演女優賞を受賞した白都真理(55)が「30年たった今なら…」と応じた、85分間に及ぶロングインタビューが特典として収録される。

 「人魚伝説」は原発建設をめぐる陰謀で夫を殺された若い海女(白都)が復讐(ふくしゅう)する凄絶(せいぜつ)なバイオレンス・アクション。監督は2010年にこの映画のロケ地で死去した池田敏春監督で、池田、石井岳龍、井筒和幸、大森一樹、黒沢清、相米慎二、高橋伴明、根岸吉太郎、長谷川和彦という当時気鋭の9監督が立ち上げたディレクターズ・カンパニーの第1回作品だった。撮影は名手・前田米造氏で、宮谷一彦氏による劇画版も傑作として名高い。

 また、発売を記念して11月8日午後10時30分から東京・池袋の新文芸座で池田監督のオールナイトを開催。「人魚伝説」「天使のはらわた・赤い淫画」(81年)「死霊の罠」(88年)「ちぎれた愛の殺人」(93年)を上映するほか、白都のトークショーを行う。

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