子役の加藤清史郎（１３）の実弟で子役の加藤憲史郎（７）が“２代目こども店長”に就任することが、３１日、都内で行われたオールトヨタ販促キャンペーンのＰＲイベントで発表された。新ＣＭで共演しているタレントのマツコ・デラックス（４１）とともに登場した。

　兄・清史郞は、０９年４月からスタートした同キャンペーンで「こども店長」としてＣＭに出演していた。憲史郎は「初代に負けないように頑張っていきます。ＣＭを見てください」と抱負を語り、兄から「頑張って」と励まされたことを明かした。

　新ＣＭでは、清史郎とも共演しており、ＣＭ内で「頑張れ、２代目」と清史郎が励ます場面もある。

　清史郞も現在の憲史郎と同じ７歳でブレークした。０９年、ＮＨＫ大河「天地人」で主演の妻夫木聡演じる直江兼続の幼少期・与六を演じ、同年６月に回想シーンで再登場するほどの反響となった。同年４月にスタートしたトヨタＣＭでの「こども店長」の愛らしさでも話題となり、年末の紅白歌合戦にもゲスト出演した。

　憲史郎も兄と同じ「劇団ひまわり」に所属。兄のあとを追うように、幼少期から子役としての活動をスタートした。兄に比べちょっとやんちゃなのも次男ゆえのキャラクターか。

　７歳当時の清史郞と憲史郎の写真を比べると非常によく似ており、これまでも「わが家の歴史」（三谷幸喜脚本、１０年４月放送）や、「相棒ｓｅａｓｏｎ１１」（１３年３月放送）などのドラマで、清史郞の役の幼少期を憲史郎が演じることがあった。

　憲史郎はまた、１２年に放送されたドラマ「華和家の四姉妹」では観月ありさの次男・克平役を演じるなど、ドラマ出演を重ね、今年４月には、劇団ひまわり所属の男子４人ユニット「ひまわり屋」によるＮＨＫみんなのうた「おいら歌舞伎のぬらりひょん」でＣＤデビューも果たした。同ＣＤには、憲史郎のソロ曲「わくわく　どきどき」も収録されている。