斬られ役の福本清三、米映画祭で受賞

 “5万回斬られた男”こと、斬られ役俳優の福本清三(71)が役者人生55年目にして初主演した映画「太秦ライムライト」が、ニューヨークアジアンフィルムフェスティバルで最優秀観客賞を受賞したことが29日、発表された。

 米ニューヨークでアジアの最新映画を上映する映画祭で、今回が13回目。同賞は13年の「変態仮面」、12年の「逆転裁判」など、邦画の受賞が続いている。

 吉報に福本は「(撮影した)京都の地を遠く離れたニューヨークの観客のみなさまによって選ばれる賞を戴いたことは、何よりの光栄です」と喜びのコメントを寄せた。

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