桂三輝 ワールドツアーへ自信
イギリス、フランス、南アフリカ、ガーナ、スロベニアなどを巡るワールドツアーを行うカナダ人落語家の桂三輝(かつら・さんしゃいん=44)が17日、都内で会見し、意気込みを語った。昨年は約2カ月間の北米ツアーも行っており、英語でのネタも実演済み。この日はイギリスへ出発する当日の会見だったが「その国に合わせる必要はないんです。師匠(桂文枝)のやっていることをそのままやればちゃんとウケますから」と自信を見せた。
ネタは文枝の創作落語「宿題」と「生まれ変わり」を用意している。「400年前から続く落語という芸のおもしろさを伝えたい」と気合十分だった。
ツアーは現時点で16カ所、39公演だが、今後増える可能性もあるという。パリではフランス語、両親の出身地でもあるスロベニアではスロベニア語での落語に初挑戦する。
