国立ラスト 谷村新司「昴」熱唱

 2020年の東京五輪に向けて、建て替えられる国立競技場での最後のイベントとなる「SAYONARA国立競技場FAINAL“FOR THE FUTURE”」が31日、開催された。

 1964年東京五輪の開会式で上空に5色の煙で五輪マークを描いた航空自衛隊アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が青空に登場。夕方から始まったセレモニーでは、ピアニスト・辻井伸行(25)が「東京オリンピック・ファンファーレ」を演奏。海上自衛隊東京音楽隊・三宅由佳莉(27)が国歌を独唱した。

 さらに、アーティストライブとして谷村新司(65)が「昴」を、森山良子(66)がギターの弾き語りで「今日の日はさようなら」を熱唱。数々のコンサートも行われたスタジアムでの最後の歌唱アーティストとなった2人は、ともに「力が入った。感謝の思いを込めました」と感想を述べた。

 最後は来場者全員による「蛍の光」の大合唱の後、聖火が消された。700発の花火が打ち上げられ、聖地と呼ばれたスタジアムが、56年の歴史の幕を閉じた。

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