樹木希林 裕也から「はんこの場所は」

映画「神宮希林 わたしの神様」の舞台あいさつを行った樹木希林=大阪市内
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 女優の樹木希林(71)が31日、大阪市内で、主演したドキュメンタリー映画「神宮希林 わたしの神様」(関西地区で同日から公開)の初日舞台あいさつを行った。

 ドラマや映画の撮影隊ではなく、報道の撮影隊とタッグを組み、伊勢神宮参拝の様子を中心に撮影した作品。50年を超える女優人生の中でも初めての体験だという樹木は「ただ私が人生を語るというのはおこがましいけど、お伊勢さんという懐があることで成立した作品です」と話した。

 昨年、全身がんを告白し、今年1月にほぼ1年にわたる治療を終了。現在も「私の場合は頑固だから、薬も飲まないし…。他の方にまねされても困るんですけど」と冗談めかして話すなど、体調は安定しているという。「この10年、もうだめかなっていう状態なのに、まだこうやって生意気に口をきいている自分を見ると、生かされてるんだろうなって思います」と話した。

 それでも、夫で歌手の内田裕也(74)からは「『はんこの場所だけはわかるようにしておけ』って言われている」と告白「(財産を)『持って行くの!?』って聞いたら『半分は資格があるだろう』って言われて」と笑いながら話していた。

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