アイドルグループ・ＮＭＢ４８が２２日、大阪・オリックス劇場で「リクエストアワー　セットリストベスト５０　２０１４」の２日目公演を開催。前日２１日発表の第６回ＡＫＢ総選挙の速報値で、国内４グループ最低の結果に終わったことを受け、逆襲を誓っての出直しステージとなった。

　昨年に選抜入りしながら、今回速報では２５位と厳しいスタートとなった渡辺美優紀（２０）は、“別人格”で歌うソロ曲「わるきー」の歌唱中に、２３００人のファンに向け「みるきーは“ヘコみるきー”みたいなので、応援よろしくお願いします」と明るくお願いした。

　公演冒頭には、金子剛支配人がステージに登場。「申し訳ありません。私の責任です。」とファンに異例の謝罪をした。「ＨＫＴの両支配人の結束力に思うところが多々あります」と躍進したＨＫＴの指原莉乃（２１）と尾崎充氏の支配人コンビをたたえ「ＮＭＢの位置を再確認した。最終日に笑えるよう、なんば（ＮＭＢ）の底力を見せたい。テッペンとったんで！」と巻き返しを誓った。

　速報値ではＳＫＥ、ＨＫＴが躍進した中、ＮＭＢ勢は大苦戦。唯一、選抜圏内に入った山本彩（２０）の７位が最高で、１７‐３２位圏も渡辺（２５位）と山田菜々（２６位）の２人だけ。前夜は涙を流すメンバーもいたという。

　この日は、兼任メンバーのＡＫＢ・柏木由紀（２２）も出演。ＭＣ中にファン勧誘のために客席に乗り込むと、山田菜々から「人気あるねんから、やめて！」とツッコミを食らう一幕も。柏木も加わった１０枚目シングル「イビサガール」もお披露目された。