華原朋美 帰国後初ライブで自虐ネタ 

 歌手の華原朋美(39)が29日、大阪市内でカバーアルバム「MEMORIES‐Kahara Covers‐」(3月発売)の発売記念イベントを開き、26日にフィリピンから帰国後初めてファンの前に姿を見せた。

 ぱらぱらと雨が降る中、華原と同世代の男女を中心に熱心なファン約1000人が来場。華原は「雨の中、来てくれてありがとうございます。わたし、雨女みたいで」と集まったファンに感謝するとともに謝罪した。

 冒頭約15分間はMCと2人で台本なしのフリートークを展開。最後に華原は「わたし、すごいニュースになっちゃって」と自ら切り出し、明治天皇の玄孫(やしゃご)で憲法学者の竹田恒泰氏が、自身に求愛していた昨年末に元AKB48の畑山亜梨紗と交際中だったとされる“両てんびん”疑惑に触れた。

 「ついこの間までフィリピンに行ってましたけど、本当に気が気じゃなくて。毎日、ヤフーニュースを見てドキドキしてました。だから、あんまり休めなかったんです」と竹田氏の名前こそ出さなかったものの、笑顔を交えて心境を告白。「お父さんと一緒にいて色んな深い話ができた。とてもいい時間を過ごせました」とも語った。

 ほかに、アルバム収録の裏話や音楽プロデューサー小室哲哉への感謝、工藤静香に対するあこがれなどを赤裸々に語った。また「自分の経験を生かして歌を歌いたいタイプですが、わたしの経験はあまり幸せではないので」と自虐ネタを入れ「皆、ここ笑うところなので笑って下さい」と明るく振る舞っていた。

 その後のライブでは新アルバムから、JUJUの「やさしさで溢れるように」とglobeの「DEPARTURES」の2曲を熱唱した。

 イベントでは新アルバム購入者に限定した握手会を開催。約200人が列を作り、華原は一人一人に両手を差し出し、笑顔で応じていた。

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